つぐみ工房が動物オブジェを創る理由。

本日のアトリエ便りでは、つぐみ工房がリリースしている中でも人気の高い動物オブジェについて、ちょっとお話をしたいと思います。

 

つぐみ工房でワンコ・ニャンコのオブジェやグッズなどを手がけることになったきっかけ。まず一つ目はやっぱり私たち自らが「凛太朗」という名前の黒柴を実際に飼っていることがあります。毎日いっしょに暮らしている家族だからこそ見えてくる仕草や表情はやっぱりオブジェにしたくなるものが多いですね。そしてもう一つのきっかけは、実際に「棄てられた」ワンコを自分達が偶然にも保護したことです。

 

その保護犬たちには「チョコ」「モカ」という名前をつけて一年ほど一緒に暮らしていました。そしてその間に動物保護センターや保護ボランティアの方々のとてつもない労力と努力のもとでそうした遺棄されたペットたちの「殺処分」が回避されていること。その一方でまだまだ本当に多くのペットたちが、ヒトの手によって虐げられ遺棄されている事実があること。ペットの売買の名目のもとで悲惨な境遇に置かれている動物たちが多くいること、などを知ることになりました。

 

そうした現実の中で、では私たちに例え小さくとも出来ることはなんだろうと考えたときに生まれたのが、保護活動に携わっているところへ売上の一部を寄付していける、そんな作品を継続的にリリースしていこうという考えでした。

 

もちろん、寄付ありきのためのシリーズではなく、その作品たちを所有することによって生じる満足感や幸福感、愛情などがまずあってのこと。そしてさらに作品に触れることで動物保護に対する意識が少しでも芽生えたらそれは嬉しいことです。

 

そうして始まったのが「P.S.I love you」シリーズ。そしてワンコやにゃんこたちの動物オブジェやグッズのシリーズです。

 

もしつぐみ工房の動物作品達にどこかで触れることがありましたら、その作品たちの持つ仕草や表情などを感じ取っていただくことはもちろんですが、この国に暮らすワンコやニャンコたちのこともちょっとだけ考えていただけたら幸いです。

 

どうか、全てのワンコとニャンコが幸せに暮らせるときが来ますように。